「コーヒートラベラーについて知りたい」 という声に答えていきます。
- コーヒートラベラーとは
- 保温時間・賞味期限
- 注文方法
スターバックスで働く私が丁寧に解説していきます。
はじめに
今回は、「コーヒートラベラー」をテーマに説明していきます。
コーヒートラベラーとは
コーヒートラベラーってなに
コーヒートラベラーとは、出来立てのコーヒーを大人数でシェアできる、持ち帰り専用の商品です。ビジネスシーンからアウトドア、ちょっとした女子会等あらゆる場面で活躍します。
価格 | 2,916円 |
量 | 約12杯分(ショートサイズ換算) |
公式情報によるとショートサイズ約12杯分のドリップコーヒーが飲めるそうです。ショートサイズ1杯が240mlなので2880ml程度入っていることが伺えます。3リットル程度のドリップコーヒーが入っていてこの価格はリーズナブルと言えます。
付属品
ペーパーカップ、ポーションミルク、シュガー、マドラー、紙ナプキン
コールドカップ、ポーションミルク、ポーションシロップ、ストロー、紙ナプキン、氷、手袋(カップに氷を入れる際に使用します)
このほかの付属品であっても、店頭または電話での注文の場合は可能な限り対応できます。
メリット
単品で注文するよりもお得に飲める
ドリップコーヒーを12杯分購入するよりもお得に購入することができます。
1杯分の価格 | 12杯分の価格 | |
---|---|---|
単品での注文 | 313円 | 3,758円 |
コーヒートラベラー | – | 2,916円 |
ドリップコーヒー単品での注文に比べて、コーヒートラベラーでの注文は、700円程度お得に飲むことができることが分かります。
返却不要
コーヒートラベラーの容器は段ボール素材のため、飲み終わった後は解体して捨てるだけです。返却の必要はありません。
これまで大人数用のドリップコーヒーを注文する時は、ポットサービスしか選択肢がありませんなかったので、コーヒートラベラーは画期的とも言えます。
ポットサービスとは、簡単に言うと、コーヒートラベラーのポット(魔法瓶)バージョンです。保温性は高いのですが、返却する必要がある&重いという難点があります。
持ち運びやすい
重さは3kg程度です。3kgというと1Lの牛乳3本や生まれたばかりの赤ちゃんの体重ぐらいなので、非常に軽いことが分かります。
ポットサービスと比べるとその軽さはより際立ちます。女性の方1人が取りに来ても問題なく持って帰れそうです。
デメリット
保温性はそこまで高くない
公式ホームページには記載がありませんでした。
段ボール素材なのでポットサービスと比べると保温性は低いです。勿論、試行錯誤の末に販売された商品のため、通常のラミネートカップと等と比較すると保温性は高いのですが、あまり期待はできないでしょう。
私が利用したところ、1時間程度であれば出来立ての味わいでした。
保温性が持つのは長くて2時間程度ではないかと思われます。ホットの場合は早めに飲み切ることを想定して注文した方が良いかもしれません。
コーヒートラベラーの販売情報
販売期間
現在のところ、通年販売されているようです。
取り扱い店舗
取り扱い店舗は、下記の通りです。
- スターバックス店舗
口コミ
ホームパーティで使用しました。車に乗せて運びましたが、こぼれませんでした。コーヒーも温かくとっても美味しかったです。
いつもはポットサービスを利用していましたが、店員さんに勧められてコーヒートラベラーを利用しました。商品自体が軽く、返却の手間がなかったので良かったです。次回もコーヒートラベラーを利用しようと思います。
総じて、コーヒートラベラーは持ち運びに優れており、また使いたくなるサービスということが伺えます。
予約方法
店頭または電話
店頭または電話で注文することができます。
好みを伝えてコーヒー豆を選んでもらうこともできますし、好きなコーヒー豆指定することもできます。
注文してすぐに出来上がるわけではないため、30分以上は余裕を持って注文することお勧めします。
私の店舗は都内にありましたがいつも注文を受けたことがありませんでした。まだ注文数が少ないので不慣れな店員も多いと思います。
注文の仕方
コーヒートラベラーを○時に受け取りたいのですが可能でしょうか?
このように伝えて下さい。
その後、店員からコーヒー豆の種類や付属品についての質問がいくつかあると思います。どんなコーヒー豆を選んだら良いか分からない方は店員におまかせしても良いと思います。
Mobile Order & Pay(モバイルオーダー&ペイ)
Mobile Order & Pay (以下、MOP)で注文することができます。
MOPとは、スマートフォンで事前に注文・決済して、レジで並ぶことなく商品を店舗で受け取れるといったものです。
MOPの場合、コーヒー豆を選ぶことができない・取り扱いのない店舗があるという点に注意して下さい。
Uber Eats(ウーバーイーツ)
Uber Eatsで注文することができます。
Uber Eatsの場合、コーヒー豆を選ぶことができない・取り扱いのない店舗があるという点に注意して下さい。
どの注文方法がおすすめか
時間に余裕があれば、店員が丁寧に案内できるので店頭または電話注文することをおすすめします。
せっかく高いお金を払ってコーヒーを飲むので、どうせなら美味しいコーヒーが飲みたいですよね。また、要望を伝えやすいため、頼んで後悔することはないと思います。
コーヒートラベラーの注文が入るとワクワクします。
一方、忙しいという方にはUber Eatsがおすすめです。追加でお金がかかってしまいますが、取りに行く手間がないので楽です。
よくある質問
賞味期限はどのくらいなのか
公式ホームページには記載がありませんでした。
ここからは私の考えです。基本的にドリップコーヒーは時間の経過とともに品質が低下すると言われています。
期限はおそらく下記の通りだと思います。
- ホットの場合:30分~1時間程度
- アイスの場合:当日中
ホットの場合
スタバの店頭では、ホットのドリップコーヒーを30分ごとに入れ替えています。
店頭では高い品質を保つためにやや厳しめの時間設定になっていると思いますが、コーヒートラベラーであっても、美味しく飲むために30分~1時間程度で飲み切った方が良いでしょう。
アイスの場合
スタバの店頭では、アイスのドリップコーヒーを24時間ごとに入れ替えています。
コーヒートラベラーの場合は、保管環境が店頭ほど十分とは言えないため、当日中に飲み切った方が良いでしょう。
ワンモアコーヒーの方が安いのではないか
確かに、コーヒートラベラーでショートサイズのドリップコーヒーを約12杯分注文するよりもワンモアコーヒーを活用した方が安く収まります。
ワンモアコーヒー(One More Coffee)とは、1杯目のドリップコーヒー(カフェミストを含む)購入時のレシートを提示することで、当日中であれば2杯目のドリップコーヒーを100円(税抜)または150円(税抜)で購入することが出来る仕組みです。
2杯目を150円(持ち帰りで162円)で注文すると仮定しても、1回目の注文で6杯分×313円、2回目の注文で6杯分×162円となり、12杯分で2,850円です。
WEB登録済みのスターバックスカードで支払うと100円(税抜)で購入できるので、もっと安く収まるでしょう。
12杯分の価格 | |
---|---|
ワンモアコーヒーを活用して注文 | 2,850円 |
コーヒートラベラー | 2,916円 |
しかし、ワンモアコーヒーを活用しての注文には下記のような問題点があります。
- コーヒートラベラーに比べて保温性が低い
- 持ち運びづらい
- 提供までに時間がかかる
コーヒートラベラーに比べて保温性が低い
通常のラミネートカップでの提供になるのでコーヒートラベラーに比べて保温性は低いです。アイスだとあまり違いを感じないかも知れませんが、ホットだとこの差は大きいです。
持ち運びづらい
12杯分のドリップコーヒーを持ち帰る場合、Mサイズ(一般的な大きさ)の紙袋を3つ持ち帰ることになると思います。あまり持ち運びには向いていないでしょう。
提供までに時間がかかる
ワンモアコーヒーを活用して注文する場合、店舗に足を運んで注文することが多く、すぐにドリップコーヒーを受け取りたいのではないでしょうか。しかし、12杯分のドリップコーヒーをすぐに提供できることは稀です。
大抵の場合、10~15分程度の待ち時間がかかると思います。
そうした問題点を踏まえると、コーヒートラベラーで注文した方が楽かも知れません。
まとめ
最後までご覧いただきありがとうございます。
差し入れとしても活躍間違いなしなので是非ご活用ください。
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