「面接で聞かれる質問について知りたい」という声に答えていきます。
- 面接での立ち振る舞い
- よく聞かれる質問とその答え
- 採用される人に共通する事
- 採用されない人に共通する事
スターバックスで働く私が丁寧に解説していきます。
はじめに
今回は、「面接でよく聞かれる質問と面接での立ち振る舞い」をテーマに説明していきます。
私自身、スタバの面接を受ける前は、何を聞かれるのか調べて答えを準備していました。
私が面接したことから時間は経ちましたが、意識すべき点は昔から変わらないため、それらを紹介したいと思います。
面接での立ち振る舞い
前提として、ありのままのあなたで面接を受けましょう。面接で無理をして入っても、入ってからが大変だと思います。入社後のギャップを避けるためにも、無理をする・自分を取り繕うのはお勧めしません。
笑顔でいること
面接官も人です。話していて魅力を感じるのは無表情の人よりも笑顔の人だと思います。
また、スタバでは愛嬌のある方が働いている傾向にあるため、笑顔の方が働いている姿をイメージしてもらいやすいと思います。
緊張して表情が固くなってしまうこともあると思いますが、落ちても別の店舗に応募すれば良いだけなので、できるだけリラックスして臨みましょう。
ハキハキ話すこと
ハキハキ話す、元気の良さは重要です。
勿論、無理してハキハキ話す必要はありません。人によっては落ち着いてゆっくり話す方もいると思います。それでも良いです。
実際に、私の周りでも落ち着いてゆっくり話す同僚がいますが、聞き取りづらいなんてことはないです。
ここで伝えたいのは、自信を持って話すということです。自信なさげに小さな声で話すのは避けましょう。
目を見て話すこと
目は口ほどに物を言うという言葉があるように、目はあなたの思いを表現します。
面接官の目を見ずに下や斜め上ばかり見て話していると、「働いてからもお客様の目を見ずに接客するのかな」と思わせてしまう可能性があります。相手の目を見て話すようにしましょう。
特に、面接が初めてで緊張している方や想定外の質問に戸惑う方は、下や斜め上の方向を見て話す傾向にあるため気を付けましょう。
ここまで、立ち振る舞いに関して説明しましたが、結局は、面接官が一緒に働きたいと思うかが重要です。面接官の立場に立って、どんな立ち振る舞いをすべきか考えて下さい。
よく聞かれる質問とその答え方
よく聞かれる質問一覧
よく聞かれる質問に対する答えを事前に準備しておくと安心して面接に臨むことができるでしょう。文章で覚えてしまうと緊張で飛んでしまう可能性が高いので、キーワードで覚えることをおすすめします。
- 自己紹介
- 志望動機
- なぜこの店舗か?
- 週何回働けるか?
- 好きなドリンクは?
- バイトの経験は?
- 自分の長所短所は?
- 将来どうなりたいか?
- どのくらいシフトを出せるのか?
- 最近感動したことは?
- 私(店長)をお客様だと仮定して接客してもらっていい?
- 最後に質問は?
志望動機について
志望動機は何を話したらいいのか分からないという声が多かったので、詳しく説明します。
バイトが初めての方にとっては、志望動機って何?という感じですよね。
志望動機は、文字通りなぜここで働きたいのかを説明するモノです。他にもタリーズやドトール等のカフェがある中でなぜスターバックスで働きたいのかということです。
この3点を押さえることができれば、誰でも魅力的な志望動機を作ることができます。
働きたい理由:1人1人のお客様に合わせた会話やカップにメッセージやイラストを描くことを通じて、何気ない日常を豊かにしている点に惹かれたからです。
その考えに至った実体験:私自身、よくスタバに通っていました。いつも行く店舗では、顔やドリンクを覚えて下さり、会話やカップのメッセージ・イラストを通じて、受験生だった私を励まして下さいました。
入社後の行動:私も店員として働くことで、立ち寄って下さる方の何気ない日常を豊かにするとともに、微力ながら常連のお客様を獲得することで店舗の売り上げにも貢献していきたいです。
働きたい理由だけを話す方が多いですが、その考えに至った実体験や入社後の行動まで話せる方は少ないです。面接前に考えておくことで、他の応募者より一歩リードできます。
なぜこの店舗か?について
正直、「家の近く・学校の近くにあったから」という理由の方が大半で、明確に店舗にこだわりのある方は少ないのでこれは意地悪な質問だと思います。
私も近所で募集していた店舗に応募しただけなので店舗に対する明確な理由やこだわりはありませんでした。
明確な理由がなかったとしても、面接という形式上、答えられるようにしておくと良いでしょう。
実際に店舗に足を運ぶことで、店舗の雰囲気を知ることができます。店舗に足を運んだ時にどう感じたのかを面接で伝えるだけです。
週何回働けるか?について
地味に重要な質問です。とはいえ、部活動や資格の勉強、家庭の事情等で働ける時間に限りがある方もいると思います。無理せず、働ける時間を伝えて下さい。
店長は、店舗を運営していく上で繁忙期に働き手がいなくと困るので、そのように働ける方を優遇しているのでしょう。
あまり良くないですが、「面接では年末年始に働けると伝えていたけど実際は働いていない」という方もいます。
採用される人に共通する事
チームで協力した経験を話している
スタバでは、時間帯ごとにある意味チームのような形で働きます。1人では働くことができません。
これまでにチームで協力した経験を話すことで、入社後もチームで働くことができる人物だと伝えることができるでしょう。
私はこれまで続けてきたサッカーの経験に絡めてチームで働ける存在だとアピールしました。
これまで個人スポーツをやってきてチームで協力した経験がないという方も中にはいるでしょう。
そうした方は、所属するコミュニティではどんな役割なのか・スタバではどんな役割としてどのように貢献していけるのかについて話すと良いでしょう。
バイトを通じて将来どうなりたいのかを話している
スタバは人材育成に力を入れてており、手を挙げる人にはチャンスがある環境です。
「スタバという環境を活かして私はこうなりたい」と話すことで、これまでのあなただけでなく、これからのあなたを伝えることができます。成長意欲のある人材だと伝えられると思います。
採用されない人に共通する事
自分本位で話している
バイトは、あなたを成長させるためにあるわけではありません。
お客様&店舗に貢献することで、結果的にあなたも成長するのです。
自分の成長・勉強のために働きたいという自分視点だけでなく、お客様視点&店舗視点を意識して話すようにして下さい。加えて「自分が、自分が」という話し方は避けましょう。なぜならあなたはこれからチームで働くことになるからです。
スタバ愛だけを話している
スタバが好きに越したことはありませんが、ただ好きというだけでは採用されません。
そうした方の場合、スタバが好きだからこそ他の方よりもスタバのことを考えていると思うので、そうした考えを活かして「スタバが好き&私が働いたらこうしていきたい」と伝えるようにするといいと思います。
具体的には、あなたが接客を受ける中で感じた良い点・悪い点を踏まえて話すことで、スタバが好きなあなたらしい答えになるでしょう。
まとめ
最後までご覧いただきありがとうございます。
質問に対する答えを用意していても、不意に想定外の質問を投げかけられて戸惑うこともあると思います。しかし、慌てず落ち着いて、自分の考えとその理由を話すようにして下さい。
それでは、面接頑張って下さい!
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