「ブラックエプロンって何?」「ブラックエプロンを取得するとどうなるの?」 という声に答えていきます。
- ブラックエプロンとは
- ブラックエプロンを取得すると変わること
- ブラックエプロンについて誤解されがちなこと
- ブラックエプロンの店員に会う方法
スターバックスで働く私が丁寧に解説していきます。
はじめに
今回は、「ブラックエプロン」をテーマに説明していきます。
ブラックエプロンを着用する店員を見たことがあるという方や名前だけ聞いたことがあるという方は、ブラックエプロンについて完璧に理解できるようになるでしょう。
ブロックエプロンとは
ブラックエプロンとは、コーヒーに関する社内試験を突破した人だけが貰えるエプロンです。自分の名前入りで貰えるので返却不要です。
これを着用しているということは、コーヒーに関して豊富な知識を持っていることを表しています。人によって、ブラックエプロンに付いている星の数が違いますが、これは合格した回数を表しています。
一般的なスタバの店員が着用しているのは、グリーンエプロンです。スタバ=緑というイメージがある方も多いと思います。一方で稀にブラックエプロンを着用する店員を見かけることもあると思います。体感ですが、ブラックエプロンを持つ店員は、30人に1人いるぐらい確率です。
私は見たことがありませんが、 他にも「茶色のエプロン」が存在し、ブラックエプロンの中でも頂点に君臨した人だけが貰えるエプロンのようです。茶色の理由はコーヒーで染色しているからだとか。
ブラックエプロンを取得するには
ブラックエプロンを取得する方法
ブラックエプロンになるには、一年に一度冬にある筆記試験を突破する必要があります。受けるかどうかは任意の試験です。
試験を受けるためにはコーヒーマスターというモジュールを受けておく必要があります。コーヒーマスターを受けるには、基本的に入社から半年程度かかると言われています。入社一年目の方はコーヒーマスターモジュールが終わっていないため、受けられない傾向にあります。
私はブラックエプロンのテストを受けたかったので、コーヒーについて自分で勉強して知識を付けつつ、店長にコーヒーマスターモジュールを受けさせてくださいと直談判しました。
試験の問題
試験の問題はマニアックなものが多く、非常に難しいです。噂では合格率は3割程度と言われています。
問題例
こうした細かな問題ばかりではなく、コアコーヒーに関する基礎的な問題もありますが、普通に働いていては知ることのない知識ばかりなので、しっかりと専用の勉強していないとかなり難しいです。
ブラックエプロンになると変わること
コーヒーセミナーの講師を務めることができる
各店舗で開催されるコーヒーセミナーというものが存在します。コーヒーの入れ方や飲み方、相性の良いフードを学ぶことによって、よりコーヒーを楽しめるようにする勉強会のようなものです。
これは、一般のお客様に向けて行うもので、しっかりと知識を身につけたブラックエプロンの店員が講師を務めることになっています。
接客に自信が持てる
コーヒー豆の棚の前でどれを買おうか悩んでいるお客様がいても、ブラックエプロンを取得することで自信を持って接客できるようになります。それは、ブラックエプロンを取得する過程で確かな知識を付けることができたからです。
ブラックエプロンが誤解されがちなこと
給料が上がる
ブラックエプロンを取得しても給料は変わりません。勿論、取得する熱意は評価してもらえると思いますが、昇給するための要件は別に存在するため、あまり関係がないと言えます。
ラテアートができる
ブラックエプロンを取得してもラテアートができるようにはなりません。
そもそもブラックエプロンの試験は筆記試験ですし、ラテアートにも全く関連性はありません。しかし、ブラックエプロンを取得するぐらい努力できる方であれば、ラテアートもできるようになる可能性は高いので、傾向としてブラックエプロンの店員はラテアートができるのかも知れません。
ブラックエプロンに会うには
ブラックエプロンの店員は、 一般的な店舗の場合、1人いるかどうかです。しかし、リザーブという店舗では、ブラックエプロンの店員が多く在籍している傾向にあります。
リザーブとは、より希少なコーヒーの楽しみたい方に向いている店舗です。2022年2月19日時点で、全国に62店舗存在するようです。
興味のある方は、足を運んでみては?
まとめ
最後までご覧いただきありがとうございます。
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